【権現岳】
 標高1,104mの勇壮な岩山で鉾ヶ岳と連なります。その姿は荘厳にして霊山を思わせ、中腹には白山権現の小社があります。毎年5月下旬には“たいまつ登山”を開催し、多くの参加者がご来光を望みます。
 登山道の途中には露出した岩肌で鎖をたよりに直登する場所がいくつかあり、最新の注意が必要となります。
【鉾ヶ岳】
 標高1,316メートルの鉾ヶ岳は権現岳(1,104m)・突鶏ノ峰(1,280m)と連なっています。登山道は3ルートあり、いづれも登高差は1,000mを超えています。
 山頂では、南に焼山・火打山の妙高山群、東に三峰山・重倉山などの南葉山塊、西には海谷山塊越しに後立山の諸峰、そして北に日本海と雄大な眺望を味わうことができます。
 もっとも一般的なコースは、柵口〜権現岳〜鉾ヶ岳〜島道、またはその逆のコースで柵口温泉あるいは島道鉱泉で疲れを洗い流す楽しみが加わります。

柵口ルート(4,045m)
柵口ルート(柵口集落〜権現岳〜鉾ヶ岳)登り4時間20分・下り3時間10分

島道ルート(3,910m)
島道ルート(島道鉱泉〜鉾ヶ岳)登り3時間10分・下り2時間10分

溝尾ルート(3,150m)
溝尾ルート(溝尾集落〜鉾ヶ岳)登り3時間20分・下り2時間10分



【ハサミ岩】
2枚の切り立つ岩板の間をようやく通り抜けると白山権現の小社がある。この付近は片側が絶壁となっている岩尾根でと眺望はすばらしい。ただし足元には十分の注意が必要。


【万歳岩】
権現岳頂上からトッケ峰に至る途中にのぞかずの窓と呼ばれるキレットがある。その傍らにそそり立っているのが万歳岩である。この岩に立って万歳三唱できれば一人前の登山家といわれるのだ。しかし、非常に危険なところ、「君子は危なきに近寄らず」命は大切にしよう。


【シャクナゲ】


【胎内洞窟】
巨岩が重なり合って長さ25m程度の洞窟をつくっている。中は昼でも暗く、夏も空気はヒンヤリとしている。


【天狗屋敷】
先の胎内洞窟を通り抜け急峻な道を登ると、テラス状の台地になっている天狗屋敷に着く。ヒバの木にはさまれて生長したスギ、ウツギの巨木があり、天狗が住み着いていたという言い伝えが納得できる。


【金 冠】
標高1,140mの金冠はドーム状に屹立する大岩峰である。ここからは、鉾・権現とこの山塊の主峰を全部眺められる。山頂はシャクナゲ、ツツジでおおわれている。しかし、岩峰は断崖であり非常に足場が悪くスリル満点だが最新の注意を要する。

【生息する植物】

シャクナゲ、イワウチワ、キタゴヨウ、ユキツバキ、イワナシ、タムシバ、サワラ、イワカガミ、イゴユリ

“安全のためにご一読下さい。”
 近年登山ブームによって軽装で登山する方を多く見受けられます。登頂して西頚城地区を一望していただきたいのですが、ハイキング気分で登山できる山ではありません。常に危険ととなりあわせであることを自覚し登山を楽しんでください。
 また残雪期に登山をされる方は充分に気をつけてください。万一の場合は、下記連絡先に携帯電話等で連絡をしてください。

■糸魚川警察署/(025)552-0110 ■能生槙駐在所/(025)568-2017
■能生消防署/(025)566-2847 ■糸魚川市役所能生支所/(025)566-3111

※島道・柵口から登山される方はは、登山日誌にご記入下さい。